今度は日本のMLMネットワークビジネスの歴史を振り返ってみましょう。
私の経験も一緒にご紹介します。

MLMネットワークビジネス企業が日本で最初に設立されたのは、
1963年、アメリカ資本のタッパーウェア日本だと言われています。

私の叔母もタッパーウェア購入していたようで、母もいただいて
使っていました。多分1970年台だったと思います。
ホームパーティ形式で販売していると話にはきいていましたが、
私もドイツでタッパーウェアパーティに参加したことあります。
まさかこれがネットワークビジネス・MLMだと当時は知らなかった
ので、友人は誘われて私も自宅でタッパーパーティ開いていましたね。

1966年 三基商事(ミキプルーン)も有名です。
こちらは、日本にいる妹が結婚後に友人から勧めれて購入しています。
愛用者として、妹家族や私の母ももう20年ぐらい続けいます。
これもネットワークビジネスとは知りませんでした。

という風に、気がつかないうちに製品を愛用している人も多いのでは
ないでしょうか?

さて、日本ではいままで、3回のネットワークビジネスブームがありました。

第一次ブーム:1973年 – 1974年

1971年にAPOジャパン(自動車用品)、1972年にホリディ・マジックが
設立され、これら2つの外資系企業に邦人資本のジャッカーチェーン
【1973年設立)を加えて、その当時は
「三大マルチ」と呼ばれるほど、「マルチ商法」の名で知られていました。

しかし、これらのマルチ商法企業は販売登録や上級販売員に昇格する
ために高額な「登録料」が必要だったこと、
商品の販売をしなくても、販売員をリクルートするだけで「スポンサー料」
が得られる仕組みになっていたこと、
で、商品の販売より、人を勧誘すること、お金儲けだけを目的にした要素
が強かったため社会問題となりました。


<<第一次ブームの主な出来事>>

1971年  APOジャパン(自動車用品)設立
1972年  「天下一家の会」代表内村健一を脱税容疑で逮捕
1973年  日本ホリディーマジック社営業開始 
       ホリディーマジック社米国にて業務停止命令
       ジャッカーチェーン設立
1974年  ホリディーマジック社米国で商品販売禁止
1975年 ホリディーマジック社に独占禁止法違反を宣告
      APOジャパン倒産
1976年  ベストライン社米国て罰金支払い命令を受ける
       公正取引委員会APOジャパンに対し独禁法違反で警告
       訪問販売法に関する法律施行(マルチ商法規制法)
1977年  「日本ホリディーマジック」倒産
       ベストライン社「訪問販売法」違反で摘発
1978年  ベストライン社倒産
1979年  「天下一家の会」ネズミ講終結宣言
       無限連鎖講の防止に関する法律施行(ネズミ講全面禁止)        

この当時、マルチ商法は若者を中心に急速に広まり、
1973年から1974年にかけての2年間で業者は300~500社に増え、
被害者も100万人といわれました。

また同時期にネズミ講の『天下一家の会』による被害者も続出しました。
このため日本では、『ネズミ講』=『マルチ商法』と、同じような商法で
マイナス・イメージが生まれたのです。

1976年、国内で急成長を始めていた訪問販売と通信販売も含めて、 
訪問販売法に関する法律施行(マルチ商法規制法)が施行されました。
三大マルチと呼ばれた企業は「連鎖販売取引」として規定され、
厳しい規制を受けることになり、最初のブームは終わりました。

私が中学~高校生時代ですね。
そういえば、ニュースで「マルチ」という言葉を聞いたことがあるような
気がします。

イメージとして、お金をだまし取っている悪徳業者、だから逮捕される。
自分は騙されないことないだろう。と他人事でした。

第二次ブーム:1980年代前半

この時期に営業を開始した企業(現在でも営業を続けている、
ネットワークビジネス企業)がブームの先駆者となりました。

1975年に日本シャクリー、1979年に日本アムウェイが営業を始め、
1980年代初めには、これらの企業に参加する人が急増し
業績も伸びてきました。

しかし、それと同時にお金儲けを目的としたマルチ商法も再興され、
再び社会問題となりました。


<<第二次ブームの主な出来事>>

1980年  日本訪問販売協会設立
1981年  豊田商事 ペーパー商法開始
1983年  ベルギーダイヤモンド社営業開始
1985年  八千代産業摘発される ラドン温浴機 薬事法違反
          豊田商事、ベルギーダイヤモンドの総師 永野一夫が 
       テレビカメラの前で刺殺される
       豊田商事 倒産
1986年  ラドン温浴機 薬事法違反で摘発される
       ヘルシーバンク協会設立 原ヘルス
1988年  訪問販売法 第1回改正
1990年  原ヘルス工業 薬事法違反で業務停止処分

1991年  原ヘルス工業組織崩壊

特に豊田商事の社長が刺殺される映像は、当時何度もニュースで
放映され、多くの人に衝撃を与えました。私もその映像見たことあります。
本当に、すごい事件だと思いました。

マルチ商法=悪徳商法、という強烈なイメージがを与えた事例です。
この事件で、他のMLMの会社のイメージも相当な打撃を受けたでしょう。
マルチをやっている=怪しい人、と色眼鏡で見られるようになったと思います。
その他にも多くのマルチ商法企業が摘発され、ブームは去りました。

第三次ブーム:1990年代後半

バブル崩壊後、1992年にハーバライフオブジャパン、
1993年にニュースキンジャパンが相次ぎ開業しました。

しかし、この時期にもマルチ商法による被害が再び増加したため、
2001年に「訪問販売法」は、「特定商取引に関する法律と改称されました。

この法律によって、悪徳マルチ商法と正当なネットワークビジネスの差が
明確となりました。

 

<<第三次ブームの主な出来事>>

1995年  訪問販売協会世界連盟(WFDSA)が新倫理綱領
       を採択(日本訪問販売協会も批准)
「企業に返品制度を義務づけ、販売員が会社を辞めるときに
在庫品の90%までを 企業に引き取らせる制度」
1996年  訪問販売法 第2回改正施行
2001年  訪問販売法は特定商取引に関する法律と改称

現在では日本国内だけでも極小企業も合わせると20,000社以上の
MLMネットワークビジネス企業があると言われてます。

そして、21世紀になりインターネットの普及とともに、
従来の口コミの活動からインターネットを利用した在宅ビジネス、
情報をパソコンやスマートフォン、タブレットから世界中に発信できる
ようになり、グローバルビジネスとして新しいブームが到来しています。

この頃は私はもうドイツにきていたので、日本の事情はあまり知りません。
私がドイツに来た当時、まだインターネットも普及していなかったので、
日本のニュースもあまり入手出来ませんでした。

2000年からPCを使い始めて、インターネットで活動しているMLMの
宣伝も見たことがあります。しかし当時はそれがネットワークビジネス
だと知らなかったし、健康食品の宣伝だと思っていました。
そして、日本での話なので、ドイツにいる私には無縁な商品だと思って
いました。

私がこのビジネスと出会ったのは、2010年です。
すでに、私達のグループは10年ぐらいの実績がありました。
当時にインタネットでネットワークビジネス始めていたら、今頃は・・・

これもタイミングですね。
今のアップラインと出会えたご縁に感謝しています。